インデックス投資ってよく聞くけど、はじめて聞いた💦
どんな投資方法かな?
という疑問についてお答えします
インデックス投資についてざっくり理解する
インデックス投資という言葉は、資産を構築したい!というひとの、本当にキソとなる言葉なので、ぜひおさえたいところです!
インデックス知らずに投資するのは無謀!というぐらい大事です!
インデックス投資そのものの解説は3分で読めるのでお気軽にドウゾ!
インデックスファンドに投資をすること
「インデックス投資」とは「インデックスファンド(=投資信託)に投資をすること」です
では、インデックスファンドの「インデックス」とは何か?
インデックスとは?
「インデックス」とは、たとえば「TOPIX」や「日経平均」などです。海外のなら、S&P500というのも有名です。
これらは株価をもとにしてつくっている「経済指標」です
でも、経済指標?といってもさらによくわからなくなるので、「TOPIX」を例に中身をみていきましょう
TOPIX(トピックス)の中身は?
TOPIXは東京証券株式所で取引されているいろんな会社の株価の平均です
ただ、平均といっても単純な平均ではなく、企業の規模によって重みづけがされています
たとえば、TOPIXにふくまれる上位10社をみてみます
銘柄名 | 業種 | TOPIXに占める割合 | |
1 | トヨタ自動車 | 輸送用機器 | 2.99% |
2 | ソフトバンクグループ | 情報・通信業 | 2.55% |
3 | ソニー | 電気機器 | 2.54% |
4 | キーエンス | 電気機器 | 2.23% |
5 | 任天堂 | その他製品 | 1.40% |
6 | 日本電産 | 電気機器 | 1.35% |
7 | 信越化 | 化学 | 1.33% |
8 | 三菱UFJ | 銀行業 | 1.28% |
9 | リクルートHD | サービス業 | 1.26% |
10 | 武田薬 | 医薬品 | 1.24% |
さすがトヨタ自動車は大きいですね、上場している企業全体の2.99%も重みをつけられています。ちなみに、僕の大好きな「餃子の王将」は0.02%でした(笑)
このように、会社の規模によって、重みづけを変えつつ指標にしたものを「インデックス」といいます
では、このような指標(インデックス)を使って、どのように投資するのでしょうか?
TOPIXに連動する投資とは?
TOPIXを参考にして、投資をしようとすると、つぎのようになります
割合 | 投資額例 | |
トヨタ自動車 | 2.99% | 299万円 |
ソフトバンクグループ | 2.55% | 255万円 |
ソニー | 2.54% | 254万円 |
キーエンス | 2.23% | 223万円 |
任天堂 | 1.40% | 140万円 |
日本電産 | 1.35% | 135万円 |
信越化 | 1.33% | 133万円 |
三菱UFJ | 1.28% | 128万円 |
リクルートHD | 1.26% | 126万円 |
武田薬 | 1.24% | 124万円 |
TOPIXの割合と同じように投資をしようとすると、このようになります
このように投資すると、自分の資産はTOPIXと同じになるので、TOPIXが上がれば自分の資産もあがり、TOPIXが下がれば自分の資産も下がります
それが、TOPIXというインデックスに連動する投資、ということでインデックス投資になります
投資信託を買ってインデックス投資する
ちなみに、さっきの例のように投資すると2億円近くかかります(笑)
TOPIXにふくまれる企業は2000社以上なので、すべてに投資をすることは個人では不可能です
なので、TOPIXに含まれる企業に幅広く投資をしているパック商品である投資信託を買うということが一般的です
つまり、インデックス投資というのは、
インデックス(たとえばTOPIXなど)に連動するように比重をかえて投資をしている投資信託を買うこと
といえます
インデックス投資の特徴
インデックス投資、なんとなくわかりましたでしょうか?
どの指標(インデックス)をつかうか、によって変わりますが経済指標なので、一般的にはどのインデックスも経済の動きと連動します
つまり、経済が成長すればインデックスあがり、経済がおちこめばインデックスも下がります。経済と連動するため、インデックス投資をすれば平均的な利益をえられる、と言われています
では、このようなインデックス投資って、投資という視点からはどのような特徴があるのでしょうか?
インデックス投資のメリット
メリットは3つです
- 分かりやすい
- 手数料が安い
- 長期積み立てで最強
順番に解説します
分かりやすい
とってもわかりやすいんです
株を買おうとすると、その会社の業績やら、その分野の今度の見通しやら、いろいろ考えないといけません
しかし、インデックス投資は、その指標に基づいたものを買うだけです
しかもしかも、実際は1つの投資信託を買うだけ、になりますのでラクチンです
手数料が安い
さっきのように、株を買う時にいろいろ考えないといけないと手間もかかるため、コストもあがります
しかし、インデックス投資は、指標に含まれる株式を淡々と買うだけなのでシンプルです
なので、投資信託の中でも手数料が安いんです
長期積み立てで最強
インデックス投資ですごいところは、安定性です
長期に積み立て投資をつづけると、過去のデータからほぼ負けないことが分かっています
素人が株の売り買いで利益をだそうとすると長期的には99%負けるのと比べると、安心感が違います
別記事でも解説しています
インデックス投資のデメリット
次にインデックス投資のデメリットをみていきます
短期的には儲からない
経済というのは上下しながら、だんだんと成長していくので、長期的にはプラスになりますが、短期だとなかなか難しいです
また、一気に大金持ち!のような夢をみれるような投資ではありません
安定して作れる、資産形成の基礎、という位置付けです
ただ、ざっくりとは30年間毎月つみたてれば、元本の2倍ぐらいにはなりますので、非常に有効です
おもしろみに欠ける
これは、メリットでもあり、デメリットでもあります
インデックス投資は、毎月の積み立て買付を設定することが多いので、ほとんど放置なんです
それでほぼ確実にもうかるので手軽ですが、やることがなくなってヒマになります
ギャンブルのような臨場感が欲しい人には不向きですが、資産形成にギャンブル持ち込んではいけません(笑)
浮いた時間は、自分のレベルアップのために使いましょう!
どこで始められるのか?
証券会社、銀行などで、証券口座をつくればはじめられます。
おすすめは、手数料がすくなく手続きも比較的ラクなネット証券です
僕がつかっているのは、楽天証券とSBI証券です
メインはポイントも貯まり、楽天経済圏をフル活用できる、楽天証券です!
インデックス投資は、投資や金融の知識がなくても安全に、しかも高い確実性をもってできる投資です
投資をしようかな?でも、不安だな?という人にはピッタリの投資法です
さらに、投資信託の理解をふかめるには、3冊の本をオススメします。実際、この3冊さえ読めば、必要な知識はほぼ手に入ると思います
投資をふみだす、1歩のお手伝いができたら、幸いです!