世界中の株にひろく投資するオルカン(オールカントリー)がよさそうだけど、会社によって、いろんな投資信託出してるのね、、、
どれがいいんだろう?
世界中の株に投資するファンドはいくつかありますが、基本的リターンは同じになります
手数料が安いほうが最終的に勝ちますので、オススメは
- eMAXIS slim全世界株式
- SBI全世界インデックスファンド
この2つのどちらでもOKです!
投資信託のジャンルのひとつに、全世界株式(オールカントリー)というものがあります。
よく投資系のTwitterでオルカンとつぶやかれているのがコレです
おすすめの一つではあるのですが、実はオルカンひとつをとっても、いくつか商品があります
どれがよいのか?どこをみて比べればよいのか?ということを解説していきます
そもそもオルカンは何が良いの?
全世界株式(オールカントリー)は何が良いのか?というと、世界中に幅広く投資をしてくれる点です。
しかも、むやみに投資をするわけではなく、優良企業に比重をつよくおいて投資してくれます。
基本的には時価総額が大きい企業から順番に投資をしてくれると思ってください
世界の流れにあわせて投資
今だと、iPhoneなどを販売するAppleは非常に大きな会社で、世界トップレベルです。
しかし、10年後にはもしかしたら倒産しているかもしれません
国だと、アメリカが経済のトップですが、もしかすると20年後には中国がトップになっているかもしれません。
そうすると、Appleに全財産を投入していた人は破産ですし、アメリカにばっかり投資をしていた人は泣きをみます
全世界にひろく投資をする投資信託を買っていると、その投資信託はAppleやアメリカが衰退したらそこから資金をひきあげて、成長している方へ自動で投資をしてくれます
つまり、自分で経済動向をみなくても、勝手に自動的に、世界の優良企業に投資をしてくれるんです
便利でしょ?
オルカンの比較
それでは、全世界株式の投資信託には何があるのかをピックアップしました。
比較にはモーニングスターのサイトを使わせていただきました。
信託報酬を確認する
信託報酬は、投資信託の手数料です。
リターンはどれだけ出るか分かりませんが、手数料は確実にとられます。
普通、高級ブランド品など、値段が高いものの方が質が良いですが、投資信託に関しては手数料と質は全く比例しない(むしろ逆のことが多い)ので、とにかく安いものを選びましょう
その点、このグラフの中での2強は
- SBI・全世界株式インデックス・ファンド
- eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)
になります
経費率って何?
よくみると、経費率っていう、手数料のような項目があります。
「実質手数料」という表現もされるのが経費率です。
信託報酬も手数料なんですが、それプラス他の経費がかかっていて、その総額が経費率です。
ただ、この実質手数料である経費率は、はっきりわからないことが多いんです。
目論見書に書いてあるんですが、変動するから明確に書けません、と書いてあるところもあります。
経費率が本当の意味での手数料なのでこちらに注目したいんです
モーニングスターのサイトでは、一気に比較できるので便利です!
楽天のファンドがなぜか信託報酬よりも経費率の方が安くなっています。
モーニングスターサイトは経費率の比較ができて便利なのですが、最終確認は大元のサイトを確認するのが無難そうです
そのため、今回は信託報酬に注目するようにしました
ちなみにeMAXIS Slimは楽天証券では100円から買えることも確認できています
どれが儲かるの?
同じ、オールカントリーでも、やっぱり儲かるものを選びたいですよね?
グラフで比較してあるのが、次です
本当に、わずかの違いがありますが、どれもほぼ重なっています。
つまり、どれを選んでも、リターン(儲け)は同じなんです。
同じ成果がでるなら、安く手に入れたいですよね?
だから、投資先が同じなら手数料(信託報酬or経費率)が、最終的なリターンを決めるんです。
手数料が安い投資信託を選びましょう
おすすめはこの2つ
さて、そうすると、信託報酬が安い2つがもっともおすすめする投資信託になります。
もう一度あげると
- SBI・全世界株式インデックス・ファンド
- eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)
この2つですね。
どちらも、信託報酬は0.11%です
(じつは、厳密にはSBIのほうが0.004%安いです)
モーニングスターのサイトを参考にすると経費率はSBIのほうが勝ちです。
経費率からするとSBIがおすすめ
もっとも手数料が安い!という点からいえばSBIのほうがおすすめです!
僕もSBIで積み立てています。
とくに、他に強いこだわりポイントがなければ「手数料」がもっとも大事なチェックポイントです
純資産が多いeMAXIS Slimも捨てがたい
手数料の次に気にしたいのが、実は「純資産額」です
つまり、その投資信託にどれだけのお金が集まっているのか、ということです
たくさん資金があつまっていれば、会社からするとたくさんの手数料がとれるので、じつは、投資家が払う手数料は安くなるんです。
純資産が多いと会社は儲かりやすい
1億円の1%は100万円ですが、100億円の0.1%は1000万円です。
会社からすると、1億円しか資金があつまっていなければ、1%の手数料でやっと100万円のもうけです
一方で、100億円あつまっていれば、たった0.1%にしても1000万円もうかるんです
つまり、資金が集まれば集まるほど、ひとりの投資家が払う手数料が少なくても、会社はもうかるんです
そのことから、お金が集まれば、どんどん手数料が安くなる可能性があるということで、純資産が多いほうを選ぶ価値があります
SBIと比べると、純資産額はeMAXIS Slimのほうが7倍ぐらい多いので注目です
まとめ
今回の記事をまとめます
全世界株式の投資信託のおすすめは
- SBI・全世界株式インデックス・ファンド
- eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)
どちらでもOK!
誤差レベルでも手数料にこだわっていただけるなら、SBIのほう
純資産額が高く、今後の値下げの可能性、売却時の流動性考えるならeMAXIS Slimのほう
Twitterの話題にあわせたいならeMAXIS
少しあまのじゃくならSBI
という選び方もおもしろいかもしれません(笑)
今回は、以上です!
もし、まだ証券会社で口座作ってないよ!という人はお早めに
僕は楽天、SBIどっちも開設しています