生命保険って、必要な気もするけど、自分はいるのかな?よくわからない
ということについて考えていきます
家族がいる場合は生命保険を考えよう
足りなくなる生活費の補充で考える
保険で大事なのは、保険をかければすべてOKにならない、ということ
保険は足りなくなるお金の補充、そして必要最低限、これがキーワードです
どういう人生命保険が必要なのか?どれぐらいの設定をすればいいのか?について解説します
生命保険が必要なのは家族がいる人
生命保険が必要なのは家族がいる人、です
もう少しこまかくいうと、「養わないといけない家族がいる」という状況です
養う家族がいなければ生命保険不要
たとえば、両親と3人暮らしだったとします
親御さんは年金生活で、年金だけで十分生活できる状況とします
この状況で、あなたが不幸にも命を落とした場合、お金は必要でしょうか?
こたえは、「追加のお金は不要」です
寂しさ・悲しさはもちろんあります
しかし、ご両親は年金で生活ができるようになっていますので、お金という点では生活には困りません。
子どもがいるなら生命保険はおすすめ
たとえば、あなたが35才で、専業主婦の奥さんと、4才と2才の子供がいるとします
もし、あなたがいなくなってしまったら、、、これは生活に困りますね
奥さんが働きに出たとしても子どもの面倒みながらはかなりハードですし、パートでしたら十分な収入にならないかもしれません
こういう場合には生命保険はおおきなチカラになります
万が一のときに、生活にこまりはてる家族がいる場合は、生命保険を考えよう!
どれぐらいの保障が必要か?
では、生命保険を契約する、という前提で考えます
どれぐらい保障があれば良いでしょうか?
1000万円?2000万円?それとも1億?
どれぐらい必要かを考えていきます
必要な生活費のぶんだけ保障する
必要な生活費という視点で考えていきます
お金はあればあるほどうれしいですが、保険でまかなおうとする支払うお金も多くなるので現実的ではありません
必要な分を必要な分だけ補うのが基本です
足りない生活費はいくらか?
では、足りない生活費はいくらでしょうか?
足りない額の考え方
・公的な補助金はどれぐらいか?
・実際に必要なのはいくら?
・その差額は?
死亡時には、「遺族年金」が支給されます
会社員か自営業か、また子供がいるかどうかで変わりますが、ざっくりとは月々10万円もらえると思ってください
生活費は、大人1人、子2人だと、月あたり15万円は必要です
➡参考サイト:SiN
そうすると、足りないのは月々5万円です
月々足りない額×必要期間
たとえば、30才で死亡したとして、子どもが20年後に成人するとします
その場合は、20年間月々5万円たりないことになるので
5万円×12ヵ月×20年=1200万円
つまり、1200万円が必要ということです
となると、5000万円がおりる保険は多すぎます。たくさんもらえることは嬉しいですが、支払う保険代も高くなるので減らしていけます
ちなみに、45才で死亡したとして、子どもが5年後に成人する場合だと
5万円×12ヵ月×5年=300万円
と、一気に必要な額はへってきます
何才で万が一が起きるかによって、必要な額が変わってくるという点も注意です
足りない生活費がどれぐらいか?を把握する
保険金が必要になる時期によって、必要な額もかわる
オススメは収入保障型
子どもが小さい時に死亡してしまうことが、もっとも経済的なインパクトが強いということになります
若い時に死ぬ確率は低いですが、若くして死亡した場合には、1000万円の保障でも足りないかもしれません
なので、オススメは「収入保障型」
月々支払われる保険が収入保障型
月々たりない分を保障してくれるのが、「収入保障型」です
これは、万が一がおこってから、たとえば月々10万円支払われる、というものです
まさに無くなった収入を保証してくれる、という感じですね
さっきの例で考えてみます
早く亡くなった場合にも十分な金額
30才でなくなって、子どもが成人する20年後まで保障される、という設定なら
月々の保障10万円×12ヵ月×20年=2400万円
確率は低いものの、万が一の時にしっかり保障されますね
収入保障型は保険代が安くなりやすい
ちなみに、僕自身は収入保障型の生命保険をかけていて、保障額は月々20万円を僕が65才になる年齢まで受け取れる設定にしています
それでいて、保険料は月々3295円です
「かけすて」だからでもありますが、月々20万円受け取れる割には安いと思いませんか?
まとめ:今の保険はどうですか?
保険は、入らなければ!という強迫観念で契約してしまうこともありますが、立ち止まって、本当に必要か考えましょう
そもそも、自分はいるのか、いらないのか、その保険の保障は手厚すぎないのか、を考えると節約にもなります
保険は、
「まず使わないだろうけど、もし必要になったら」という位置づけですので、基本は「足りなくなる分を必要最低限」です
ただし、養うべき家族がいるなら、必要額を確認したうえで、ぜひ保険に入っておきましょう
今の保険を見直すきっかけになれば、うれしいです!