よしっ!お金の管理もできるようになってきた!安全な運用の考え方もわかった!
資産運用をはじめたいけど、どんな種類があるのかな?
資産運用も種類がいろいろです
どんな特徴があるのかを学びましょう!
今回の記事では、リスクとリターンを知り、資産運用の種類をざっくり理解することを目的にしています!
第3回講座では安全な資産運用の考え方について解説しました。「長期・積立・分散」この3つも守ることで、安定した資産運用ができることを学びました。
今回は、「資産運用の中身」です
資産運用にもいろんな種類があります。「安全な資産運用」としてピッタリなものを見つけるチカラをつけましょう
資産運用の種類を理解するためには、リスクとリターンの関係が大事です。まずはリスク・リターンから理解しましょう!
そして、危険なものに最初から手をださないようにしていきましょう!
リスク・リターンの関係から、僕のイチバンのおすすめ資産運用は「投資信託」です!
はじめは、ちょっと難しそうに感じるかもしれません。しかし、リスクとリターンの関係から投資信託の種類を理解せずはじめてしまうと、かなりキケンです!
整理すると、案外むずかしくないのでがんばっていきましょう!
では、さっそくはじめます!
資産運用の理解に大事なリスクとリターンとは?
どれが良いか?ではなく組み合わせが大事
資産運用の種類を7つ紹介
メインにしたいのが投資信託
「リターン」と「リスク」から資産運用を理解する
資産運用を理解するためには、次の2つが大事です
- リターン
- リスク
カタカナになると、イメージできたような、できてないような感じになりますが、大事なのでしっかり理解してきましょう!
リターンとは?
リターンとは利益のことです。
よく、年率換算であらわされます。
リターンが年率3%であれば、100万円投資すると1年後にはプラス3万円の103万円になる、ということです
もし、100万円投資して、6か月後にプラス10万円の110万円になったとすると、1年では120万円に増えている見込みなので、この場合は年率20%です
リターンとは利益のこと
年率であらわすことが多い
リスク
リスクというと、単に「怖さ」とおもってしまいますが、「振れ幅」と読みかえるほうが正しいです
10%のリスクがある場合、100万円投資すれば、わるければ90万円、よければ110万円になる、ということです。
リスクは低いから良い、高いから悪いというのにはなりません。
100万円投資で考えていきます。リスク1%だと、さがっても99万円ですが、あがってもたかが101万円です。リスク50%だと、150万円まであがる可能性もあるんです。
リスクは「振れ幅」と理解する
リターンとリスクの関係
一般的には
- 低リスク低リターン
- 高リスク高リターン
という関係です
つまり
- 「振れ幅」が少なければ大きく損はしないが、さほどもうからない
- 「振れ幅」が大きければ大損するかもしれないが、大きくもうけられる可能性もある
ということです
どっちがいいというわけではありません。
資産がなくなっては困るので、低リスク低リターンなもので足固めをつくって、高リスク高リターンで利益アップを狙う、というのが「安全な投資の考え方の基本」です
もうかるかも!と思いこんで、リスクの高いFXや仮想通貨のみに全力投球
安定の運用を中心にすることで揺るがない基礎を作り
伸びる分野にも、だんだん投資をして拡大を狙う
資産運用は、基礎になる「安定的なもの」と、リスクはあるけど「伸びるもの」を組み合わせるのが大事です!
資産運用の種類と特徴
資産運用にはいろんな種類があります。今回は7つ紹介です。
- 預金
- 債券
- 株式投資
- 投資信託
- 不動産投資
- FX
- 仮想通貨
なんとなく聞いたことあるものが多い思いますが、それぞれに特徴があります。
おおまかに解説していきます。
預金
預金、つまりは貯金ですね
え?貯金って資産運用なの??
実は、現金でおいておくのも運用のひとつなんです
現金でおいておくと、増えることはありませんが「減ることもない」というメリットがあります。
もし、これから経済がどんどん落ち込んでいく!と思えば「資産を守る」という対策が必要なので、そんな時に現金をおいておく、預金というのが運用のひとつになります
ノーリターンだけど、ノーリスクの運用です!
債券
債券というのは借金です
資産運用の観点では、「わたしたちから相手にお金を貸す」という運用方法です
「国債を買う」というのは、いいかえると「国にお金を貸してあげる」というものです
貸しているので、返してもらうときに利子をもらうことができ、それが利益になります
リターンは高くないですが、ほぼ確実に利益になることから安全な運用のひとつです
僕らがお金を貸してあげる、というのが債券です!
債券は低リスク低リターンです!
株式投資
会社の株を買うという、おそらく1番イメージしやすい投資かと思います
株を持ち続けていると配当金をもらえたり、値上がりしたときに売れば利益になります
株価があがる銘柄を選ぶのは、なかなか難しいです。たくさんのリターンをえられる可能性もありますが、初心者が全力投球するのはあまりオススメしていません
やるなら少額で慣れるか、株主優待狙いでやっていくのがオススメです
株式投資は高リスク高リターンな投資になります!
投資信託
投資信託は、株などの詰め合わせパックです
基本的な内容は別記事に書いています
株式投資をしようすると、1社買うだけでも10万円、20万円かかります。
投資信託だと、たとえば1万円分買うだけでも500社分を買うこともできるという手軽さがあります。
リスク資産の中では長期ではものすごく安定していることから、資産運用のコアにすることを当ブログでは推奨しています。
投資信託は、中リスク中リターンといわれます
勉強すると、実は低リスク中リターンであることが分かります
イチバンのオススメです!
不動産投資
不動産投資は、銀行からお金を借りてマンションなどを購入し、貸し出すことで利益をだす投資です
しっかりとした立地を選び、もとめられる住居を提供できれば、手堅い投資といえます。
しかし、そのためには、立地、顧客のニーズ把握、リフォームなどのコストに見合ったリターンを出せるか、など不動産についてしっかり勉強し、ビジネスとして行う必要があります。
また、物件によっては5000万円などの借り入れをすることもあるので、失敗すれば一気に借金まみれです。
良い投資法ではあるものの、失敗したときのリスクが大きすぎることから、はじめての投資にはオススメしていません。
不動産投資の本は20冊ぐらい読みました。
しかし、借金をして不動産の経営を続けるというのは精神的・時間的な負担がおおきいと考え見送りました
中リスク中リターンに分類されることも多いですが、今回は、借り入れが初心者には負担が大きいと考え「高リスク」に分類します
FX
為替があがるかさがるかを当てる投資です
投資というか投機ですね。ゲームという感じもします。
たとえば、ドルと円の売り買いを繰り返して利益をだします。
通常は、為替のうごきはわずかなので、レバレッジというのを使うことが多いです
20倍のレバレッジをかけたら、1万円の値上がりで20万円もうかりますが、逆に1万円の値下がりがあったら20万円ソンしてしまう怖さがあります。
レバレッジは破産のリスクがあることから初心者にはオススメしていません。
超高リスク投資ですね💦
はじめにはオススメしないです
仮想通貨
かなり話題になっていますね。ビットコインやイーサリアムです。
プラットフォームとしてはすばらしく、海外送金などもアッサリできたりと、ツールとしてはおおきな未来があります。
ただし、投資としては、かなり高難度です。
1ヵ月で2倍になることもあれば、1ヵ月で10分の1になってしまうことがあります。
金融ツールとしての未来を感じて投じるのはOKだと思いますが、初心者が投資としてはじめるのにはオススメしません。
新しい投資、という魅力はありますが、メインの投資とするにはキビシイですね
僕も少し買っていますが、勉強のためにほんのわずかです
資産運用の特徴まとめ
- リスク:振れ幅
- リターン:利益
から資産運用の種類を理解していきました
資産運用の分類
リスク・リターン別に資産運用を分類します
低リスク・低リターン
- 預金
- 債券
中リスク・中リターン
- 投資信託
高リスク・高リターン
- 不動産投資
- FX
- 仮想通貨
リスク・リターンにわけて考えると整理できますね!
資産運用のオススメは?
いずれの資産運用もメリットありますが、メインにしたいのは「投資信託」です
投資信託は、ほどほどのリスク(振れ幅)でありながら、資産形成として十分なリターンをうけとれます
しかも、ただしく投資信託を運用することで、「低リスク中リターン」をめざすことができるので、まさにメインにすべき投資です
「ただしく運用できる」ことがほんとうに大事なので、次回は「投資信託」について詳しく解説していきます
- 資産運用は「リスク」「リターン」の観点から理解する
- 「リスク」とは「振れ幅」のこと
- リスクが低いと安全性が高いが、ある程度リスクがないとリターンも得られない
- メインにすべき資産運用は、ほどほどのリスクで十分なリターンをえられる「投資信託」
次回は、僕のだいすきな「投資信託」です!
ワクワク(*´ω`*)
【初心者向け資産運用講座】
①資産運用はするべきかな?と迷っている人へ
②資産運用の入り口:支出と収入を深掘りする
➂安全な資産運用3つのキーワード「長期・積立・分散」
④資産運用の種類を解説:リスクとリターンで考える
⑤安全な資産運用には「投資信託」がオススメ
⑥投資信託を始める前に絶対やっておきたい積立NISA