いろんな投資があって、それぞれ特徴があるんですね
どれが自分にあっているんだろう?
やってみないことにはどれが合っているかは分かりません
ただ、多くの人にオススメできるのは「投資信託」です!
第4回講座では、リスクとリターンの観点から、いろんな投資の特徴をみていきました
また、リターンも大事ですが、中心にすべきは安定的な投資であることもお伝えしました
結局どれがいいのかな?
多くの人にとって、最適解となるのが「投資信託」です
投資信託は、正しく運用すると実は「低リスク中リターン」となります
コツコツできるあたりも投資がニガテな人にもとりくみやすくオススメです
投資信託がなぜ?オススメなのか。投資信託で資産1億を築くことができるのか?解説していきたいと思います
それでは、第5回講座の投資信託スタートです!
投資信託は安全な投資に大事な「長期・積立・分散」をそなえている
投資信託は短期ではもうからないが、長期では5年間で2倍になるなどリターンが大きい
全世界に投資する投資信託が、まず選ぶ商品としての最適解
投資信託は安全に投資ができる3つの視点
第3回の講座を覚えておられますか?
安全な投資のキーワードは「長期・積立・分散」でした
なんだっけ?という方は【初心者講座3】安全な資産運用3つのキーワード「長期・積立・分散」をみてください
なんだっけ?という人は復習してくださいね!
投資信託は「長期・積立・分散」にピタッとあっているんです
順番は逆になりますが、解説していきます
投資信託の分散とは?
投資信託とは株などの詰め合わせパックのことでした
投資信託1つ買うだけで、500社とか4000社とかに投資をすることができます。幅広く投資することができるので、「分散」がきいているんですね
かりに500社のうち1つが倒産してもキズはほぼないですね。とっても安全なことが分かります
世界全体に投資できる投資信託もあるので、1つの国がつぶれても(!!?)まったく問題ないともいえます
幅広く投資をするということが、安全性の確保にとっても大事です!
投資信託の積立とは?
投資信託は、スポット購入といって、とりあえず1回買うという方法もありますが、自動的に毎月買っていくサービスもひろがっています
いわゆる投資信託の自動積立買い付けですね
具体的には、設定した投資信託に月に1万円ずつ投資をする、という感じです
投資信託は、値段が上がることもあれば下がることもあります
値段が変わるんだったら、買うのムズカしいですよね?
そうなんです!
なので、タイミングを合わせなくても良い投資法である自動積立がいいんです!
値動きは、プロでも正確につかむのがムズカしいです
タイミングを正確につかむことはほぼムリなので、機械的に投資をしていくんです
機械的な買い付けで、タイミングを逃すことなくストレスなく投資をしていくことができます
「ドルコスト平均法」という名前もついていましたね
投資信託の長期とは?
投資信託は長期保有がキホンです
さきほどの、分散・積立にもかかわります
分散しているので、1社が成長してもさほどプラスにはなりません。でも、長期には多くの会社が成長します。
積立しているので、色んなタイミングで買う必要があるので、時間がかかります
しかし、分散・積立をした上で長期で運用をすると、世界が成長している限りもっている投資信託は成長してくれます
しっかりと長い目で投資信託を「育てて」いきましょう
投資信託のデメリット
一方で、投資信託の弱いところも知っておく必要があります
デメリットを知っておくことで、何かあった時にも不安にならず、対応しやすくなります
え?弱いところもあるの??
どんな投資にも、デメリットはあります!
弱いところをしっかり理解することが、正しく運用するために大事です!
投資信託は短期ではプラスにならない
投資信託は短期間ではプラスにはならず、マイナスになることも多いです。
むしろマイナスになることで、安く買える!と考え、買い増しをしていくことで、長期で育っていくのが投資信託です。
短期の値動きにふりまわされることなく、長期にかまえていくのが大事です
ふりまわされないようにしないとね!
投資信託にはコストがかかる
投資信託は、信託報酬という手数料がかかります
投資信託は、プロに運用をおまかせする、という商品なので手数料は仕方がありません
しかし、ただしく選べば、手数料よりもリターンのほうが多くなります。
できるだけリターンを多くするために、手数料はできるだけ少ないものを選ぶ必要があります
どんな投資信託を選べばいい?リターンはどれぐらい?
投資信託の良さを分かっていただいたところで、でも正しいものも選ぶ必要がある、ということに触れました
ここでは、実商品でオススメなものを提示します
- eMAXIS Slim全世界株式
- SBI・全世界株式インデックス・ファンド
- 楽天・全世界株式インデックス・ファンド
他にもオススメはありますが、現時点ではまずはこの3つのどれかを選べば間違いないです
この3つは、どれも世界中の企業にはばひろく投資をする投資信託です。
何がよいのか?順番にみていきます!
分散がきいている
この3つはどれも「分散がきいています」
世界中の会社がふくまれている投資信託なので、これ以上に分散されているものはないといってもいいですね
つまり、低リスクなんです!
長期的に成長している
世界経済は後退するときはあれど、長期的にはグングン成長しています
世界経済に投資をする投資信託ですので、長期に投資するにはぴったりです
手数料が安い
たくさんある投資信託の中でも、とくに手数料が少ないです。投資信託は、いかに手数料が安いものを選べるかは非常に大事です
この3つの投資信託は、どれを選んでもOKなぐらい手数料が安いです
リターン
では、どれぐらいプラスになるのか?気になりますよね
こちらのグラフをみてください
eMAXIS 全世界株式というファンドの5年間の値動きです
ガツンと下がっているところがありますが、長期でみると上昇しています。
5年で2倍に増えてる!!
最近の5年間で元本が2倍に増えており、1年あたりのリターンは約16%です
つまり、100万円あずけていれば1年で16万円ずつ増えるということです
最近はとくに調子がよかったということもありますが、世界中に分散をしているにもかかわらず、ここまでのリターンがあるのはすごいですね!
かなりのリターンですね!
分散がきいてて低リスクなのに、中リターンというスグレものが投資信託なんです!
まとめ
いかがだったでしょうか?
細かい点では、まだまだお伝えしたいことはありますが、投資信託は安全にしかも十分にリターンが得られるということを分かっていただけたと思います
今すぐ、投資信託をはじめたくなったのではないでしょうか?
ただ、準備を進めつつも、もう少し待ってください!
投資信託を買う時に、ただ買うのではなく、節税しながら買う方法があるんです
次回の第6回講座では、最低限はじめておきたい積立NISAの基本について解説したいと思います
- 投資信託は「長期・積立・分散」にピタッと合う
- 短期ではマイナスになったり、手数料がかかるという点はしっかりおさえる必要がある
- 投資信託は安全に運用でき、年率10%以上を狙える可能性もある中リターン投資
【初心者向け資産運用講座】
①資産運用はするべきかな?と迷っている人へ
②資産運用の入り口:支出と収入を深掘りする
➂安全な資産運用3つのキーワード「長期・積立・分散」
④資産運用の種類を解説:リスクとリターンで考える
⑤安全な資産運用には「投資信託」がオススメ
⑥投資信託を始める前に絶対やっておきたい積立NISA