投資信託ってそもそもナニ?
株とは違うのかな?
ムズカしいことはいらないけど、ポイントはおさえたい
このような疑問にお答えしていきます
- 投資信託は株などのパック商品
- どんなコストがあるのかを理解すればまずはOK!
投資信託って、なにかよくわからない、というのが僕も最初のときに思っていました。
ある程度理解しても、「で、どこがポイントなの?」というのがモヤモヤしてきました
専門用語もふえてきますが、おさえるべきポイントは多くありません。
投資信託のおおまかな理解と、最低限おさえるポイントにしぼって解説します
投資信託は株などのパック商品
投資信託は、ざっくりいうと株などの詰め合わせのパック商品です
まるでお弁当です
いろんなパック商品がありますが、1000社分の株の詰め合わせもあります
株以外にも、債券や不動産などを扱っているものもありますが、株のほうが分かりやすいと思うので、ざっくりとは株の詰め合わせと思ってください
いくつも株を詰め合わせが投資信託
では、株と投資信託をくらべたときのメリット・デメリットはどうでしょうか?
株のメリット・デメリット
株のメリットは値動きが激しいことから、うまくいけば大儲けできる可能性があります。
逆にそれはデメリットにもなり、投資した会社が倒産したら、お金がすべてふっとびます
一攫千金をねらえるかもしれませんが、不安定な感じがある、これをリスクが高いといいます
また、株主優待があれば、株でもうからなくても、優待の商品やサービスをうけとれるというメリットがあります
投資信託のメリット・デメリット
株のメリット・デメリットの逆を考えるとイメージしやすいです
たとえば、1000社分の詰め合わせた投資信託を考えます
1社の株が10倍に跳ね上がったとしても、0.1%の影響しかありません
一方で、1社が倒産して価値がゼロになったとしても、これも0.1%の影響しかないので、投資しているほうとしては安心です
これをリスクが低い、といいます
投資信託の値段ってどう決まる?
投資信託の価格(基準価額といいます)はどう決まるのでしょうか?
投資信託は株のつめあわせなので、つめあわせる株の価格でかわります
株はリアルタイムでかわりますが、詰め合わせている株の値段をリアルタイムで投資信託に反映させると大変です
なので、投資信託の値段はリアルタイムではなく、1日1回で決まります
株式の取引がおわってから集計するんですね
(実際の計算方法は違いますが、なんとなく理解してもらうための例を用意しました)
例:投資信託Xの1セットの中には株A、株B、株Cが1株ずつふくまれているとします
ある日の株の値段がそれぞれ
- 株Aは100円
- 株Bは200円
- 株Cは500円
だったとします
そうすると、投資信託Xの価値は100+200+500=800円です
つぎの日になると、
- 株Aは50円に値下がり
- 株Bは100円に値下がり
- 株Cは800円に値上がり
とうすると、投資信託Xの価値は50+100+800=950円になりました
イメージはこんな感じで、1日1回値段がきまります
投資信託の値段は詰め合わせてる株の値段できまる
その日の株の値段を集計してから決まるので、投資信託の価格が変わるのは1日1回
コストはどう違うの?
株も投資信託も、どちらもコストがかかります
おおきくは
- 買うとき(+売るとき)
- もっておくとかかる「管理費用」
にわけて考えます
株は、買うときに手数料がかかりますが、株自体は自分のものになるので管理費用がかかりません
投資信託は、買付手数料がかかるものとかからないもの、があります。
管理費用は、どの投資信託にもかかります
むずかしい言葉で信託報酬といいますが、つまりは管理費用のことです
投資信託は詰め合わせパックですが、詰め合わせ内容はプロがやってくれるので、詰め替え管理費用がかかる、とおもってください
株にかかる費用は買うとき(+売るとき)
もっているだけなら費用かからない
投資信託は、もっていると管理費用(信託報酬)がかかる
買い付け手数料は、かからないものが増えている
はじめにオススメするのは投資信託
このブログですすめている、資産形成の基礎、という点でいえば、答えはまちがいなく「投資信託」です
株は、ゆれうごきが激しく、最悪、倒産の可能性もあるので安心ができません
投資信託は、管理費用(信託報酬)はかかるものの、銘柄選びをまちがえず、時間をしっかりかけてあげれば、ほぼ確実にプラスになります
つまり、安心感があるんです
投資信託で十分な基礎をつくったうえで、株式もやっていくというのがオススメです
- 投資信託は、株などのパック商品
- 信託報酬という管理費用がかかる
- 長期視点では、投資信託がオススメ