投資をはじめようとしたけど、いろんな専門用語でてきて泣きそう…(;_;)
とくに大事な言葉だけでも理解したい
という疑問にお答えします
はじめて投資をはじめようとすると、いろんな言葉がでてきてヘコみます
かといって、知らずに投資をはじめるとトンデモないことに!ということもあるので、最低限は勉強しておきたいですね
投資のなかでも、「投資信託」にフォーカスして、とくに覚えておいたほうがいい用語をピックアップしました
しっているよ!というものはとばしつつも、知らない!という言葉があれば絶対に勉強しておいてください
初心者でもゼッタイおさえておくべき用語をまとめました
知らないまま投資信託を買うのはアブナイです
深く理解する、までいかなくてもいいので、「ぜんぜん知らなかった!」というのはさけたい言葉をまとめました
それぞれの項目にわけながら、簡単な解説をいれます
運用方法についての用語
運用方法についてです
アクティブ運用
プロが、自分の経験と知識を生かして良いと思う株を買っていくという、まさにアクティブな運用です
アクティブさゆえに手数料も高くなります
しかし、一方で勝率は高くなく、あとからでてくるパッシブ運用より成績が良いのは全体の2割という状態です
うまくいく可能性はありますが、手数料が高く8割も負ける、というのがアクティブ運用です
パッシブ運用
目安となるもの(インデックス)にあわせて株をかっていく方法です
たとえばTOPIX連動、ならTOPIXにはいっている株を、基本的には大きな株から順番に買っていく感じです
買う銘柄がだいたいきまっているので、手間がかからないため、手数料は安めです
それでいて、長期で投資をすればほぼ負けません
安く運用できて、ほぼ負けない運用方法です
インデックスファンド
目安となるもの(インデックス)にあわせて株を買う、というパッシブ運用をする投資信託のことをいいます
手数料がやすく、長期ではほぼ儲かるので、このブログで、まず最初にオススメしているファンドです
投資先によって、先進国株式インデックスファンド、国内株式インデックスファンド、先進国国債インデックスファンド、などなどがあります
インデックス
インデックスとは目安となるもの、をいいます
いろんな目安がありますが、日本人でなじみがあるもののひとつはTOPIX(トピックス)ではないでしょうか?
海外のものだと、NYダウ(ニューヨークダウ)をよくきくと思います
投資をはじめるとよく聞くものとしてはS&P500があります
TOPIX
TOPIX(トピックス)とは東京証券取引所で取引されている1部上場企業(ざっくりいえば日本のトップレベルの大企業たちのこと)の指数です
ごくかんたんに理解するなら、「大企業たちの株価の目安」と考えればハズレではないです
2000社以上の株がふくまれています
日経225
日経225(にっけいにーにーご)は日本経済新聞社がえらんだ、日本の主要225社の株の指数です
TOPIXと似ているように感じますが、TOPIXのほうが規模が10倍ほど大きいです
NYダウ30種
NYダウ30種は、ダウ・ジョーンズ社がえらんだ30社の株価の指数です
このなかには、アップルや、ナイキもふくまれます。
日経225は日本経済新聞社がえらび、NYダウはダウ・ジョーンズ社が選んでいる、ということで似ています
S&P500
S&P500(えすあんどぴーごひゃく)は格付け会社のスタンダード&プアーズ社がえらんだ500社の株式の指数です
この指数に連動したインデックスファンドはかなり安定して成長しているので、個人的にはイチオシの指数です
投資信託を買う時に知ってほしい
次に投資信託を買うときにおさえてほしい用語です
基準価額(きじゅんかがく)
基準価額とは投資信託の値段みたいなものです
スーパーに行くと鳥肉がうってますが、たとえばモモ肉100g 148円、みたいな感じで売っています。
お肉でいうところの、グラムあたりの値段が、投資信託でいうと基準価額になります。
お肉のグラムにあたるのが、投資信託は口数(くちすう)です
投資信託によりますが、だいたい10000口あたりの値段が基準価額です
こまかいですが、価格(かかく)ではなく価額(かがく)です
販売手数料
投資信託を買うときにかかる手数料です
ノーロード
販売手数料がかからない、つまり買うときに手数料をとられない投資信託です
手数料かかるほうが、良い投資信託なのでは?とおもったら間違いです
手数料が高いのは手間がかかっているからではあるのですが、手間がかかっているからといって、儲かるかどうかは別問題です
自分の儲け、という意味では、手数料をとられないほうが良いにきまってます
信託報酬
信託報酬は、投資信託の管理費用のことです
株式は買えば自分のものになるので、管理は不要で維持費もかかりません
投資信託は、株などの詰め合わせなので、詰め合わせ内容はプロが調整しています。
調整してくれてありがとうございました!の料金が信託報酬です
分配金
分配金は、投資している投資信託からでてくるお金で、おこづかい、と考えるとイメージが近いかもしれません
毎月分配型というのは、毎月おこづかいもらえる投資信託という感じです
それだけ聞くと、毎月分配型サイコー!と思いますが、ちょいまちです
その分配金の、おおもとは自分のお金です
自分が投資信託に投資したお金をきりくずして配っているのが分配金です
は?という感じです
投資をする目的は、投資したお金をふやしてほしいからですので、そのまま返されてもうれしくないです
分配金をうけとるのは基本的に意味がないので、分配金があっても現金で受け取らず、そのまま投資にまわす「再投資」をえらびましょう
為替ヘッジ
海外のファンドに投資するとき、為替の値動き(たとえば円とドル)を補正してくれるものです
為替ヘッジあり、にすると為替の値動きを気にしなくても良い、というメリットはありますが、その為替補正のために料金がかかります
なので、僕は「為替ヘッジなし」、のほうがオススメです
ETF
ETF(いーてぃーえふ)は、はじめは投資信託とほぼ同じと思って大丈夫です
すこし説明をくわえると、投資信託の買い付けは1日1回ですが、ETFは取引時間内だとリアルタイムに売り買いができます
一般的に、投資信託よりETFのほうが信託報酬(管理費用)は安いです
一方で、投資信託はノーロード(買い付け手数料無料)がふえてますが、ETFは必ず買い付けに手数料が必要です
よくわからん!っておもったら、最初は普通の投資信託で問題なしです
収益に関する言葉
キャピタルゲイン
投資信託の価額が上昇したときに売れば得られる利益のことです
たとえば、ある投資信託を10000円分購入して、それが15000円分になったときに売ったとすると、差額の5000円がキャピタルゲインです
インカムゲイン
投資している投資信託からの配当金や利息による収益です
ある投資信託を10000円分購入して、2%の配当がでる投資信託であれば200円の収益になります
この200円がインカムゲインです
投資って、ある意味、金貸業なので、お金を貸してくれてありがとうございました!の代金をインカムゲインとしてもらう、ということです
投資信託の種類に関係する用語
悩みそうなもの、一言モノ申したいものを選びました
バランス型ファンド
株式だけでなく、債権や、場合によっては不動産、金など、幅広く分散投資をしてくれるファンドです
1つ購入するだけで、さまざまな分散ができる、という手軽さがメリットといわれますが、僕はバランス型ファンドには反対です
それは、自分がどれだけリスクをとっているかわかりづらいからです
そのバランス型ファンドは、株式多めの攻めた感じなのか、債権や株がおおめの守りにはいったものなのか、パッとこたえられますか?
また、攻め方も、ずっと同じではありません
30代と60代では、リスクの取り方は違うはずです
自分で、株式ファンドは何%、債権ファンドは何%買う、というようにするほうが勉強にもなります
また、バランス型ファンドのほうが幅広く投資をするという手間がかかる分手数料も少し高い傾向にあります。
ブル・ベア型
絶対に買ってはいけないヤツ
ギャンブルファンドなので、うまくいけば大儲けですが、失敗すると大損です
このブログでおすすめしている、安定資産という視点からは大きく外れたファンドです
瞬間的には、激しく儲かったようにみえますが、つなわたりするようなファンドです
安定資産がほしければ、絶対買ってはいけません
REIT(リート)
不動産関連に投資する投資信託です
悪くないと思いますが、株式などの投資信託より手数料は高めですので、何か作戦がなければ、あえてREITは選択しなくても良いと思います
ハイ・イールド債
ハイ・イールドはリスクが高いかわりに、高い利子をつけますよ、という債券のことです
債券というのは、お金を貸すかわりにその利息を利益にする、というものです
債券のなかで、返してくれる可能性が高い(=信頼性が高い)場合は、ほぼ確実に利息をうけとれるので、利子は安くなります
一方で、もしかしたら貸し先の会社などがつぶれてしまうかもしれない、つまり踏み倒されるかもしれない(=信頼性が低い=)場合は、利子が高くなります
この信頼性が低い(リスクが高い)かわりに利子が高いところにの債券がハイ・イールド債です
通常、債券は安全性の高さがウリですので、ハイ・イールド債という選択肢はわるくありませんが、はじめて手を出す債権としてはビミョウです。
よくわからないうちは、リターンの高さに目をうばわれますが、はじめからは買わない方が無難です
ざっとは、こんな感じです
他に気になった用語があったらのせていきたいと思います~
ある程度用語を理解したら、証券会社をえらんで、投資信託を買ってみましょう!