投資信託

初心者がおさえておきたい投資信託の8個のリスク:回避方法も解説

投資信託はじめてだけど、何に気をつければいいんだろう?

できたら失敗したくないから注意点を教えて欲しい

このような不安にお答えします

この記事の内容

投資信託のおさえておきたいリスクを8つ解説

  • 価格変動リスク
  • リターンが個別株より低い
  • 為替変動リスク
  • 信用リスク
  • 金利変動リスク
  • カントリーリスク
  • 流動性リスク
  • コスト

リスクへの対応や考え方も解説するので、運用が安定すると思います!

まろ

投資信託にひそむリスクを8個解説します!

リスクを事前に把握して、安定的に運用していきましょう!

投資信託を購入する証券口座を開設していなければ、はじめられないのでSBI証券がおすすめですので、開設を進めておいてください!

投資信託って何?という方はコチラの記事からどうぞ

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投資信託の8つのリスク

投資信託の8つのリスクを順に解説していきます

価格変動リスク

投資信託は、いくら良いものを買っていても値段が上下するものです。

価格の変動は必ずおこる、ということを頭にいれておく必要があります。

理想は安くなったときに買うのが良いですが、タイミングはプロでもわかりません

解決策としては、毎月定額で積み立てていくドルコスト平均法です。

ドルコスト平均法を実践すれば、長期に積み立てればほぼ確実にプラスになることが研究者による過去の研究で明らかになっています

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リターンが個別株より低い

投資信託は色んな会社の株のパック商品ですが、単品で株を買うのが個別株です

「うまくいけば」個別株のほうが儲かります

元本の10倍になることもあるからです

まろ

株価が10倍になった株をテンバガーといいます

あこがれますね~

ただし….

あくまで「うまくいけば」です

倒産すれば、投資元本がそもそもゼロになります

投資信託は、分散が効いており長期には成長してくれるので、投資信託の方が30年後にプラスになっている可能性が高いです

そもそも、初心者であればあるほど、投資信託を買うことそのものが解決策ということですね

為替変動リスク

外国の資本に投資している場合には、為替の変動も考えなくてはいけません

例えば、アメリカに投資する投資信託を買い20%プラスになったとしても、1ドル100円から1ドル50円になれば半分になってしまうので損です

まろ

とくに長期の為替変動の予想は不可能です

海外株式のほうが成長が見込めるので、僕も米国株中心に買っていますが、一方で日本株も少し買っています

日本株は、もちろん日本円ですので為替リスクゼロです

日本で生活する以上、日本円が大事ですので、為替変動をうけない日本株の投資信託も持っておくことで為替リスクを回避することができます

信用リスク

例えば、ある国の国債を買っていたとして、その国が「もう支払えません!」という状態になってしまうと、国債は紙切れになります

これが債務不履行、信用リスクです、元本が完全にゼロになります

債務不履行をさけるためには、信用力が十分なところを選ぶ必要があります

国ならば、やはり米国債が安定しています

信用力の低いハイイールド債(ジャンク債とも言う)はリターンが大きいですが、債務不履行になるリスクが高い。慣れないうちは組み入れないことで、信用リスクを避けることができます。

まろ

債権といっても、高いリターンに魅かれて、足元救われないことが大事ですね!

金利変動リスク

金利は、時々刻々と変わります

債権の投資信託をもっていると、その時その時の金利で価額が上がることもあれば下がることもあります

一般的に、債権と株式は反対の動きをすることから、株式と債券と両方もっておくことで、債権が下がるようなことがあっても株式がひっぱってくれます

解決策としては、債権と株式を良いバランスで持つことですね

まろ

株式と債券のバランスは色んな議論がありますが

悩む場合は、とりあえず株式:債権=1:1にしておきましょう!

カントリーリスク

国におけるリスクです

たとえば、ギリシャの株を買っていたら、ギリシャの財政危機がおきてしまってギリシャ株が暴落した、みたいな感じですね

他にも紛争や、自然災害などで暴落することもあります

何がいつ起こるか分からないので、避けることはできません

ただし、投資する国を分散することである程度は回避できます

世界に広く投資をしていれば、仮にギリシャが金融危機がおこっても、アジアの国ががんばってくれたらOK、逆もしかり、ということです

まろ

たとえば全世界にひろく投資する投資信託を買うことが解決策になります!

流動性リスク

投資信託を売りたい!と思った時に、買ってくれる人がいて、はじめて取引が成立します

取引が活発な投資信託であれば、買いたい人も多いので、いつでも売れるということになります

もし、自分がもっている投資信託を売りたいと思っても、買ってくれる人がいなければ取引が成立せず、売れません

売り買いがあまりされておらず、好きな時に売れなくなってしまう、もしくは売りたい価格で売れなくなってしまうのが流動性リスクです

これを回避するには、活発に取引されているような投資信託を選ぶことです。

純資産総額(その投資信託にどれだけ資金が集まっているか)が安定的に増えているものを選ぶのが解決策です

まろ

資金がしっかり集まっているということは、それだけ売り買いが活発ということです!

コスト

投資信託にはコストがかかります

買う時に手数料がかかるものがありますが、それは買うべきではありません。今は買い付け手数料ゼロ(ノーロード)の商品が主流です

また、信託報酬という投資信託の管理費用は必ずかかります

しかし、信託報酬は高ければいいものではありません。手数料は低いにこしたことはありません。

最近はかなり安くなっているので、信託報酬0.3%を超えるのはかなり割高と思ってください。

まろ
  • 買い付け手数料がかからず
  • 信託報酬も低いものを選ぶ

というのが解決策です

まとめ:リスクは付き合うもの

今回は8つのリスクについてみてきました

これらのリスクは投資信託で運用する以上、絶対に避けることはできません

ただし、まともに影響をうけて資産をムダに減らすことは避ける必要があります

それぞれの解決策があるので、何かしらの影響は受けても最小限にとどめるようにする事前準備は大事です

事前準備は、銘柄選びに通じます。選び方の流れについては、コチラの記事に書いています

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